株式会社マトリックス|RFIDの総合メーカー(安全管理・入退室管理・セキュリティ・スポーツイベント)

「まさかこの日本で赤ちゃん連れ去りなんて・・・」命を預かる病院では、そのまさかに備えるリスクマネジメントが必要です。

投稿:2016年2月5日

新生児・乳児の病院からの連れ去り事件は、外国においては少し前も発生しました。日本でも数年前に発生したように、発生件数は少ないですがいつ起こってもおかしくない重大犯罪です。 可能な限りの想定をしてリスクに備えることで病院への信頼性が向上し、利用者の安心につながります。

ここでは、ICタグを使った赤ちゃん連れ去り対策「キューピッドガード」をご紹介します。

ICタグの種類とベストな選択

パッシブタグとアクティブタグ

赤ちゃんの連れ去り・盗難を発見して即座に警報するには、センサー機器を設置する必要があります。一般的な赤外線センサーでは「誰が通過しても」警報が作動します。 異常がないのに警報器が頻繁に作動していては業務の妨げになります。また、警報になれてしまうと、実際の連れ去り発生時に対応が遅れる恐れがあります。 そこで赤ちゃんの通過時にのみ警報するセンサー機器が必要になります。生まれたばかりの赤ちゃんはひとりでは移動しません。警報が作動した時は、連れ去り発生を疑い即座に対応することができます。

連れ去り検知にはICタグを使用します。ICタグといっても色々種類があります。パッシブタグとよばれるものは、電池が入っていないICタグで、乗車カードや社員証を読み取り機にかざすタイプです。 パッシブタグは安価ですが、基本的には近距離通信なので、連れ去り検知には適していません。

アクティブタグとよばれるものは電池が入っているICタグで、通信距離は長くなります。基本的に間欠発信(一定間隔で電波を発信)が多く、電池寿命は短くなります。 また、電波の反射により「実際に監視ポイントを通過していないのに警報が作動する」といった誤報の恐れがあります。

連れ去り検知に最適なセミアクティブタグ

マトリックスのICタグは、アクティブタグを電磁誘導で起動するセミアクティブタグです。監視ポイントの磁界に反応してはじめて電波を発信するので、電波の反射による誤報の心配はありません。 また、普段はスリープ状態なので電池は長持ちします。赤ちゃん連れ去り検知には、セミアクティブタグがベストの選択と考えます。

キューピッドガード

大切な赤ちゃんを守りたい

赤ちゃんを守りたい

キューピッドガード

ICタグは赤ちゃんに優しい小型・軽量・ラウンドデザインです。防水仕様なので装着したまま沐浴することができます。ICタグは微弱電波なので、人体や医療機器に影響を与えません。 また、設備は目立たないので病院のイメージを崩しません。

導入のメリット

小阪産病院 栗本幸司先生へのインタビュー

セミアクティブRFIDシステム「POWERTAG」を利用したキューピッドガードについて、小阪産病院の栗本幸司先生にお話を伺いました。

Q.導入のきっかけを教えてください。

実際に他病院で赤ちゃんの連れ去りという事件が発生しましたが、その以前から赤ちゃんの安全、患者さんの安全を考える事はずっと我々の課題でした。 赤ちゃん、患者さんの安全をマンパワーでカバーはしていたのですが、漏れのないシステム運用をIT技術で何とかならないかと前々から検討していました。 株式会社マトリックスのPOWERTAGを知り、RFIDの技術を利用して何とかなるのではないかな、という感触がありました。

Q.キューピッドガードを使った定期的な訓練は行なっていますか?

訓練は定期的に実施しています。これとは別に、不定期にキューピッドガードの警報が鳴る事があります。実際に赤ちゃんの連れ去りがあるわけではありません。 お母さんが間違えて検知エリアの近くまで来てしまい、警報が鳴るという事がたまにあります。それが逆に非常に良い訓練になっています。 先日も、患者さんのアンケートの中に『間違えてエリアに近づいた時に、職員がすぐに飛んで来てびっくりしました。 でもやっぱり、安全に守っていただいてるんだなと、凄く安心した。』とアンケートに書いていただき凄く嬉しかったですね。

Q.率直な感想をお聞かせください。

キューピッドガードを導入した事で職員の意識が高まり、赤ちゃんを守る!という二次的効果がありました。