建設現場のハンズフリー入退管理
公開日:2024.03.18|更新日:2024.07.05
「車両や作業員の出入りを非接触で認識して記録」
建設現場では、車両と作業員の入退場管理が重要な役割を果たします。これは、現場の安全性を確保し、効率的な作業フローを維持する上で不可欠です。近年は、技術の進歩もあり、タッチレス入退場管理システムが注目を集めています。このシステムは、接触の必要なく車両や作業員の出入りを自動で認識し、記録することができるため、時間の節約とともに、衛生的な環境の維持にも寄与します。
RFタグ
車両にタグを設置します。完全ハンズフリーで意識する必要はありません。
LFトリガー磁界
入退場を認識する場所に機器を設置し、トリガーコイルから異なるIDのトリガー磁界を2つ出力します。
トリガー磁界でタグを検知、トリガーIDによって誤認識がない
タグを設置した車両が磁界に入ると電波を発信します。受信機で時刻を付与、トリガー磁界のIDとタグIDでトラックの位置を特定します。磁界の外では発信しないので、電池が長持ちします。
現場車両の入退場を管理
dokoja(位置情報・動態管理システム)
各種機器構成例
室内ドアの入退管理(クラウド)
室内ドアの入退管理(オンプレミス)
車両の入退管理(クラウド)
位置検知(クラウド)
レースタイム計測での豊富な実績
1990年代まで、自転車レースの計測はビデオカメラと目視で行っていました。1993年に、弊社がレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年世界ではじめて製品化を実現しました。それがセミアクティブRFIDシステムの始まりです。今では自転車レース計測の国内シェア90%以上を誇ります。
自転車レース以外にもマラソン・駅伝、トライアスロン、モトクロス、競馬(トレセン)などのレース競技で豊富な実績があります。レース計測にも使える検知性能の高さ、堅牢性の高さが、弊社の製品が選ばれる理由のひとつです。
【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)ほか)、JKA 日本競輪学校 など。
弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。
安心安全ソリューションでの豊富な実績
弊社のRFID製品は、建設現場の事故防止や児童の登下校見守りといった、安心安全ソリューションで多くの実績があります。
命を守るソリューションにも使える安心感が、弊社の製品が選ばれる理由のひとつです。
建設業界におけるタッチレス入退場管理システムの導入は、現場の安全性と効率性を大きく向上させることができます。この技術により、管理者はリアルタイムで正確な入退場データを得ることができ、現場のセキュリティを強化しつつ、作業プロセスをスムーズにします。さらに、非接触式のシステムは、衛生的な作業環境を維持することにも貢献し、特に現在のような公衆衛生が重視される時代において大きなメリットを提供します。
私たちは、自社の製品を通じて、安全で効率的な建設現場の実現を目指しています。