トラックの入退場管理
公開日:2024.03.18|更新日:2024.06.27
「トラックの入退場を自動化し効率的かつ正確に管理」
物流・運送業界における効率化とセキュリティの強化は、業界の課題の一つです。トラックの入退場管理は、物流センターや倉庫の運営において、業務のスムーズな進行とセキュリティ確保のための重要なプロセスです。従来の手動による入退場管理方法は、時間がかかるだけでなく、ヒューマンエラーのリスクも伴います。このような背景のもと、物流・運送業界では、トラックの入退場を自動化し、より効率的かつ正確に管理するソリューションへの関心が高まっています。
RFタグ
トラックにタグを設置します。完全ハンズフリーで意識する必要はありません。
LFトリガー磁界
入退場を認識する場所に機器を設置し、トリガーコイルから異なるIDのトリガー磁界を2つ出力します。
トリガー磁界でタグを検知、トリガーIDによって誤認識がない
タグを設置したトラックが磁界に入ると電波を発信します。受信機で時刻を付与、トリガー磁界のIDとタグIDでトラックの位置を特定します。磁界の外では発信しないので、電池が長持ちします。
トラックの入退場を管理
dokoja(位置情報・動態管理システム)
各種機器構成例
室内ドアの入退管理(クラウド)
室内ドアの入退管理(オンプレミス)
車両の入退管理(クラウド)
位置検知(クラウド)
レースタイム計測での豊富な実績
1990年代まで、自転車レースの計測はビデオカメラと目視で行っていました。1993年に、弊社がレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年世界ではじめて製品化を実現しました。それがセミアクティブRFIDシステムの始まりです。今では自転車レース計測の国内シェア90%以上を誇ります。
自転車レース以外にもマラソン・駅伝、トライアスロン、モトクロス、競馬(トレセン)などのレース競技で豊富な実績があります。レース計測にも使える検知性能の高さ、堅牢性の高さが、弊社の製品が選ばれる理由のひとつです。
【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)ほか)、JKA 日本競輪学校 など。
弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。
安心安全ソリューションでの豊富な実績
弊社のRFID製品は、建設現場の事故防止や児童の登下校見守りといった、安心安全ソリューションで多くの実績があります。
命を守るソリューションにも使える安心感が、弊社の製品が選ばれる理由のひとつです。
本記事で紹介したソリューションは、業務の効率化だけでなく、セキュリティの強化にも寄与し、物流業界全体の品質向上に貢献しています。これらの先進技術を積極的に採用し、継続的に改善していくことが、企業の持続可能な成長に繋がります。