災害時のハンズフリー入退管理・所在確認
公開日:2024.03.27|更新日:2024.07.18
「災害発生時にタッチレスで迅速に避難できる入退管理」
私たちは日々、自然災害と共に生きています。地震、洪水、台風、それらは突如として私たちの生活を脅かす存在であり、生活だけでなく、地域社会や企業の継続的な活動にも影響を与えます。だからこそ、私たちに求められるのは、想定外の事態に即座に対応できる「BCP(事業継続計画)」や「事業リスク対策」の策定とその実行です。
BCP・事業リスク対策は予期せぬ事態への対応力を鍛え、組織のレジリエンスを高めることに繋がります。その結果、組織は日常の業務効率の向上や問題解決力の強化など、さまざまな面での成長を遂げることができます。災害対策は、短期的な安全確保だけでなく、長期的な組織の発展にも寄与すると言えます。
これらの目的を達成するために、最新のテクノロジーを利用できます。例えば、RFIDタグを活用することで、自動的に屋内の人々の位置を把握し、迅速かつ効率的な安否確認が可能となります。
RFタグ
従業員がタグを携帯します。完全ハンズフリーで意識する必要はありません。
LFトリガー磁界
入退場を認識する場所に機器を設置し、トリガーコイルから異なるIDのトリガー磁界を2つ出力します。
複数同時認識も速くて高精度
タグを携帯した作業者が磁界に入ると電波を発信します。受信機で時刻を付与、トリガー磁界のIDとタグIDで作業者の場所を特定します。マラソンのタイム計測にも使われる技術で、複数人が同時に駆け抜けても正確に認識します。磁界の外では発信しないので、電池が長持ちします。
災害時向け「タッチレス入退管理」
dokoja(位置情報・動態管理システム)
各種機器構成例
室内ドアの入退管理(クラウド)
室内ドアの入退管理(オンプレミス)
車両の入退管理(クラウド)
位置検知(クラウド)
ミツミ電機株式会社 千歳事業所
詳しくは、以下のリンクからお客様の声をご覧ください。
お客様の声「従業員や協力会社様やお取引様のご家族の為にも、早期安否確認が必要」
レースタイム計測での豊富な実績
1990年代まで、自転車レースの計測はビデオカメラと目視で行っていました。1993年に、弊社がレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年世界ではじめて製品化を実現しました。それがセミアクティブRFIDシステムの始まりです。今では自転車レース計測の国内シェア90%以上を誇ります。
自転車レース以外にもマラソン・駅伝、トライアスロン、モトクロス、競馬(トレセン)などのレース競技で豊富な実績があります。レース計測にも使える検知性能の高さ、堅牢性の高さが、弊社の製品が選ばれる理由のひとつです。
【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)ほか)、JKA 日本競輪学校 など。
弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。
安心安全ソリューションでの豊富な実績
弊社のRFID製品は、建設現場の事故防止や児童の登下校見守りといった、安心安全ソリューションで多くの実績があります。
命を守るソリューションにも使える安心感が、弊社の製品が選ばれる理由のひとつです。
RFID技術を活用したタッチレス入退管理システムは、災害時における迅速な対応と効率的な安否確認を実現するための重要なツールです。このシステムにより、企業は災害発生時の混乱を最小限に抑え、人命を守るための迅速な行動を取ることが可能となります。また、日常業務における効率化や安全管理の強化といった付加価値を提供し、組織の持続可能な成長をサポートします。
災害対策としてのRFIDシステムの導入は、単にリスク管理の枠組みを超え、組織のレジリエンスを高めるための戦略的投資と言えます。この技術を取り入れることで、私たちは不確実な未来に向けてより強固な準備を整え、安心して日々の活動を続けていくことができます。