作業員接近検知「ヒヤリハンター」とは!? / ヒヤリハンター」のタグを利用した様々なシステム

公開日:2022.05.18|更新日:2024.04.04

こんにちは!マトリックスの広報担当「中の人」こと、「広報M」(MATRIXのM)です。前回(自転車レースの計測は目視で行っていた!?)は「広報X」が弊社のセミアクティブタグ「POWERTAG」の開発のきっかけについてご紹介させて頂きました。今回も皆様のお役に立てるような製品、サービスなどの情報をお届けしたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

それでは早速、今月のテーマに入ります!

目次  

【1】作業員接近検知「ヒヤリハンター」とは!?
【2】「ヒヤリハンター」のタグを利用した様々なシステム
【3】編集後記

【1】作業員接近検知「ヒヤリハンター」とは!?

近年、安全対策に関しての意識が高まってきている中で、フォークリフトに起因する
事故は、年々増加傾向にあります。作業員の安全対策や事故防止の為に何か行わないと!
と安全装置の導入を検討されている方も多いと思います。

そこで! 今回は、弊社マトリックスが開発した作業員との接近を検知する
「ヒヤリハンター」をご紹介させて頂きます!

ヒヤリハンターとは、フォークリフトの周囲360度にラグビーボールのような球状の磁界
を発生させ、その中に、弊社のICタグを持った作業員が入ると警報機を鳴らし、危険
を知らせることが出来るシステムです。
フォークリフトと作業者の接触事故防止

カメラやセンサー等は、人物やモノを直接検知しないといけませんが、ヒヤリハンター
は磁界を使ったシステムなので、障害物や遮蔽物を透過したり、回り込んだりできる為、
非常に精度が高いことが言われています。

マトリックスのICタグメーカーとしての始まりは、自転車レースの計測で使用する為
に開発したことがきっかけです。
コンマ一秒を争うスポーツの世界で認められたマトリックスのICタグの精度は、
安心安全を提供する製品として相応しいモノになっているのではないでしょうか!

厚生労働省が発表しているデータでは、車両の激突、巻き込みなどの事故は、操作ミス
や荷崩れなど他の事故と比べ、圧倒的に件数が多く、フォークリフトの安全対策には
「ヒヤリハンター」のように、未然に危険を検知する製品がピッタリではないでしょうか!?

◇参考URL:労働災害発生状況 厚生労働省
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/

【2】「ヒヤリハンター」のタグを利用した様々なシステム

ヒヤリハンターで扱うICタグは、作業員の接近検知以外に、様々なことに同時に併用
できます。

1.危険・禁止エリア接近警報システムとは!?
 コイルを仕込んだトラバーから磁界を発生させ、そのトラバーを危険エリアや警報
 させたいエリアに設置し、ICタグを持った人がそのエリアに接近した事を知らせる
 システムです。
危険・禁止エリア接近警報システム(バートリガー)

2.入退管理システム
 ICタグは、個人のIDと検知した場所の情報を発信することが出来るので、入退管理にも
 利用することが可能です。※別途機器やアプリケーションが必要です。
 当社のクラウドサービス「dokoja」との連携も可能です。
タッチレス入退管理

他にも、弊社のハンズフリーで通信が出来るICタグは、社会の暮らしの中で、様々な
場所で役立っています。
何かお困りごとがあれば、是非マトリックスまでご相談下さい。

【2】編集後記

≪今月の一言≫
◆ アリジゴクの罠に掛かるアリは、月1匹程度らしい。
 生活、大変そうですね。
 当たり前のやり方に捉われてはいけない。そう感じることもできる深い一言ですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
今月はマトリックスの安全安心に関わる製品の情報をお伝えさせて頂きました。
弊社はこれからも皆様の課題を解決できる製品づくりを目指していきますので、
どうぞ宜しくお願い致します。
それと、今月からマトリックスの大阪本社が移転致しまして、北区から中央区の
ビジネス街にお引越し致しました。心機一転、誠心誠意、皆様のご期待にお応え
できるように精進して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。