【新製品】高精度RFIDによる「バス置き去り防止を支援する安全装置」の開発に着手

公開日:2022.10.13|更新日:2024.04.04

こんにちは。マトリックスの広報担当「広報X」です。今回は毎月配信しているメルマガの号外として、弊社の製品ニュースをお伝えします。

2022年9月に静岡県の認定こども園で3歳の女児がバス内に置き去りにされ、熱中症で亡くなる事故が発生しました。これを機に政府は、幼稚園や保育所、認定こども園等で使用する全ての通園バスに、置き去りを防止する安全装置の設置を義務化する方針を明らかにしています。

そこで弊社は、バス置き去り防止を支援する安全装置の開発に着手致しました。

弊社は、自転車レースの計測システムの開発をきっかけに、「セミアクティブRFIDタグ」を製品化し、100%の精度を求められるレース計測において、多くの信頼と実績を積み重ねてきました。
その技術を応用し、人々の安全な暮らしに貢献する様々なソリューションを開発しています。

弊社のRFIDタグは「いつ、どこで、誰が」という情報を正確に読み取ることが可能な高精度タグです。以下、特徴を3つに絞って紹介します。

〈point1〉広範囲かつ複数同時受信が可能

パッシブタグに比べて通信距離が長く、弊社の受信機との組み合わせで同時に複数のタグを
漏れなく検知することが可能です。
自転車レースやマラソンのタイム計測で培ってきた技術で正確な読み取りが可能です。

〈point2〉電池内蔵でも省電力

弊社のタグは「トリガー磁界」と呼ばれる検知エリア内でのみ発信します。
普段は休止して電池の消耗を抑えている為、電池寿命が長持ちします。

〈point3〉検知精度が高い

トリガー磁界に入った時のみ発信する為、誤報がありません。
また、正確な居場所の判定が出来る為、入退室管理や位置検知などにも活用されています。

今回の製品も、弊社の高精度なタグの特徴を活かした製品を目指してまいります。
製品化は2023年春を予定しております。

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