公開日:2018.04.11|更新日:2024.07.19

フォークリフト 接触事故防止「ヒヤリハンター」導入

「ヒヤリハンターがあることで早めに気づけて良かった」

山九株式会社 岡山支店

倉庫・輸送係
橋本 孟氏

ヒヤリハンターを導入したきっかけを教えてください

昔に比べて仕事も増えて、作業者もフォークリフトも多くなりました。岡山支店としては指差し呼称などで衝突対策に取り組んではいますが、ハード面でも何か対策できないかと思い導入にいたりました。

ヒヤリハットがなくなった事例はありますか

毎月、各作業者がどんなヒヤリハットを経験したのかを報告・記録していて、フォークリフトとの接触に関するヒヤリハットが20件ぐらいあったのが、2~3件程度になりました。効果があったと思います。実際に現場でヒアリングしても「ヒヤリハンターがあることで早めに気づけて良かった」という意見をいただきました。

検知距離は何mで運用していますか

大(9m)で運用しています。通常天井の中央に機器を設置するのですが、弊社では後方の検知を重視し、後ろ寄りに設置しているので、小~中の設定では前方の検知距離が少し短くなります。それをカバーするために大で運用しています。

警報に慣れてしまうことはないですか

現場からも色々な意見がでます。中には「光だけにできないの?」といった声もあります。そういった意見をマトリックスと共有して、改善できるところは改善していきたいと考えています。

今後取り組みたいことについて

今は作業者と庫内に入る事務所のスタッフにしかタグを渡してないのですが、運送業者様と協力して荷物を積みに来た運転手にも持っていただこうと思っています。

山九株式会社 岡山支店
山九株式会社 岡山支店

フォークリフトの事故防止対策(衝突、挟まれ、転落)