ミツミ電機株式会社 千歳事業所
公開日:2024.07.18|更新日:2024.07.19
「従業員や協力会社様やお取引様のご家族の為にも、早期安否確認が必要」
- ミツミ電機株式会社 千歳事業所
半導体事業部 ウエファ製造部 製造課 - 第一係 担当係長様
- 株式会社啓愛社
営業本部 関連営業部 - 担当次長様
先の阪神淡路大震災、東日本大震災、胆振東部地震から千島海溝(襟裳岬)もここ30年で地震発生の確率が高いと予測される中、災害時の早期安否確認が必要であると考えていました。
北海道胆振東部地震の発生当時もそうでしたが、地震発生時にクリーンルームから避難する様に館内放送を行います。従業員は日ごろの避難訓練からスムーズに避難を行いますが、協力会社様は不慣れな事もあり5分程度遅れて避難してきた事がありました。
この時は特に被害は発生していませんが、半導体工場は薬品やガスも使用していることから、当時はブラックアウトになり空調関係も停止されていたので、クリーンルーム内は作業環境的に危険な状態でした。従業員のみならず、弊社に関わる全ての協力会社様やお取引様の周りにおられる御家族の方の為にも、早期に安否確認が出来るシステムを導入する社会的責任があると考え、検討を始めました。
阪神淡路大震災当時より何らかのシステム導入の必要性を感じていました。当時は理想のシステムが無く色々悩んでおりました。その後、顔認証・虹彩・指紋認証等の検討もしましたが、大規模災害の避難時には一斉にまとまって従業員が避難する事が予想されます。
顔認証・虹彩・指紋認証等のシステムでは一人一人認証をする必要があり、災害時での安否確認には時間が掛かり精度も落ちる為、利用出来ないと思いました。又、色々な認証パターンや体温が測れる等、必要のない機能が多く、結果として価格が高くなっている印象を受けました。
自転車レースやマラソン等スポーツ計測で実績があり、避難時に一斉にまとまって避難する際の複数同時受信が出来る事が導入を決定した最大の理由です。
避難時に従業員はハンズフリーで機器が設置されている出入口を通過するだけで、「いつ、誰が、どこに」の情報が瞬時に判断でき、本来行いたい事に特化した理想のシステムでした。
また、クラウド仕様の為、社外からスマホ等でも安否確認が出来る事もメリットの一つと考えます。
当システムを導入してから特に従業員からの問題は発生しておりません。
ICタグはカードホルダータイプで、社員カードを挿入し白衣に取り付けています。又、協力会社様にもクリーンルーム入出時はICタグを配布し白衣に取り付けた状態で入場しています。
幸いにして導入してから今日まで避難を要する災害発生は起こっていない為、本来の安否確認として利用する事はありませんが、日々の従業員の所在が直ぐに確認出来る事で、メリットを感じています。
また、毎年防災訓練を実施しています。当日はエリア毎に点呼を行い責任者が対策本部に状況報告を行いますが、今回は対策本部に導入した入退管理システムも設置してモニターで随時状況確認を行いながら、従来の点呼と合わせた防災訓練を実施予定です。
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