2025年大阪・関西万博出展参加決定! 大阪ヘルスケアパビリオン 展示・出展ゾーン

06-4707-6675
平日 9:30-17:30

患者照合・取り違え防止

患者ごとにRFIDタグを付与し、検査・治療の現場で患者を自動認証。人的ミスや確認作業の負担を大幅に軽減し、「本当に正しい患者に、正しい医療を提供する」ための仕組みを強力にサポートします。 放射線治療など、患者識別が重要なシーンで導入され、現場の安全・安心に貢献しています。

患者照合・取り違え防止のイメージ

なぜ医療現場での患者識別には課題が多いのか?

「医療安全の確保」「医療ミスの防止」「業務効率の向上」が強く求められる一方で、従来の患者識別には多くの課題が残されています。

困り顔「手書きや口頭確認によるミス」

確認ミス・記録漏れが発生

患者情報の確認を手書きや口頭で行うため、確認ミスや記録漏れが発生しやすい。

困り顔「目視・二重チェックの負担」

チェック作業が現場の負担に

目視や二重チェックに多くの時間と労力がかかり、医療スタッフの業務負担が大きくなる。

困り顔「主観や思い込みによるリスク」

主観や思い込みが介在しやすい

自己申告や慣れによる確認では、主観や思い込みが入り、識別ミスのリスクが残る。

困り顔「患者情報の取り違えが発生」

患者取り違えのリスク

患者の取り違えにより、誤った治療や投薬が行われる危険性が常に存在する。

困り顔「医療安全管理が属人的」

安全管理が属人的

仕組みではなく人に頼った安全管理になりやすく、安定した運用が難しい。

困り顔「データ活用が進まない」

データの有効活用が難しい

識別や履歴がデジタル化されていないため、蓄積や分析、再発防止策の検討に活かしきれない。

これらの課題を、どうすれば解決できるのか?
次のセクションで「患者照合・取り違え防止」の仕組みと効果をご紹介します。

RFIDによる患者照合システムの仕組み

RFIDによる患者照合システムの仕組み
RFIDタグがトリガー磁界からIDを認識してタグIDとセットで送信

RFIDタグを携帯した患者が磁界に入ると電波を発信します。受信機で時刻を付与、トリガー磁界のIDとタグIDで患者を特定します。

RFID患者識別システムの導入効果

患者取り違えの防止

患者ごとにRFIDタグで自動識別を行うため、誤認・取り違えによる医療ミスのリスクを低減します。

確認作業の負担軽減

RFIDタグで確認作業をサポートし、医療スタッフの業務負担を大幅に軽減します。

正確な記録・履歴管理の実現

識別記録を客観的な証跡として活用でき、医療現場の安全対策や業務改善にも役立ちます。

機器構成や導入方法など、詳しく知りたい方へ

RFIDタグの種類

RFIDタグの比較表(他方式との違い)

セミアクティブタグ(弊社製品) アクティブタグ パッシブタグ
電池 あり あり なし
通信距離 長い 長い 短い
特徴 ・磁界を検知した時のみ電波を送信
・磁界のIDで場所を特定
・電池が長持ち(交換が必要)
・常時発信タイプが一般的
・電波の強度や往復時間で場所を特定
・電池の交換が必要
・リーダ・ライタから給電して送信
・半永久的に使用可能
用途 ・所在管理/入退管理
・登下校見守り(管理)
・離院検知/盗難検知
・レースタイム自動計測
・重機・フォークリフトの接近検知
・所在管理/入退管理
・登下校見守り(管理)
・モノの紛失防止
・重機・フォークリフトの接近検知
・商品・在庫管理
・パレット管理
・万引き防止
・入退管理
・乗車カード

受信機/トリガー送信機

受信アンテナ/トリガーコイル

RFID患者照合システムの機器構成例

  • RFID患者照合システム 機器構成

導入の流れ

  1. 01
    お問い合わせ・ヒアリング
    患者照合・取り違え防止に関する課題がありましたら、お気軽にお問い合わせください。現場の課題についてお伺いし、運用に合わせた提案をさせていただきます。
  2. 02
    デモンストレーション・トライアル
    実際に機器をご覧いただきます。
  3. 03
    現地調査
    現地にて設置場所や運用環境を調査し、最適なシステム提案を行います。
  4. 04
    見積提示・ご注文
  5. 05
    設置・動作確認
    専門の担当者が動作確認させていただきます。
  6. 06
    運用開始

連携アプリケーションのご紹介

FAQ

最長3年です。
弊社のRFIDタグは、トリガー磁界の中でのみ動作する仕組みで省エネです。
※23℃の環境下で、1日の発信累積時間が1分間までの使用状態で、その他の場所ではノイズ磁界がない場所での使用を条件とする計算値です。使用条件、環境条件により大きく変化します。
IP65相当の防水仕様ですので、汗や雨の影響はありません。
トリガー磁界の強度は弱いため、人体や精密機器に影響はありません。
※トリガー磁界は、既存機器から影響を受ける可能性がありますので、現地調査が必要です。
使用する機器によって異なります。環境や間口に合わせて最適な機器をご提案します。
お客様での申請は不要です。

RFID患者照合システムに
マトリックスが選ばれる理由

高精度な一括検知・パイオニアとしての信頼性

マトリックスは、1993年にレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年に世界ではじめて製品化を実現したセミアクティブRFIDのパイオニアメーカーです。

弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。

【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)ほか)、競走馬調教タイムシステム、JKA 日本競輪学校 など。

自転車レース「スズカ8時間エンデューロ」の様子
高速で走行する選手のタイムを全て計測