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平日 9:30-17:30

小売業の業務量調査

従業員がRFIDタグを身につけるだけで、レジ・品出し・バックヤードなどの「誰が・どこで・どのくらい作業したか」を自動で計測・記録。業務量の見える化・人員配置の最適化・ムダ時間の削減を実現します。従業員の働きやすさと店舗の生産性向上を両立するDXソリューション。

小売業の業務量調査のイメージ

このページでわかること

  1. なぜ小売業での業務量調査システムが必要か
  2. 現場ごとの課題と解決策
  3. ハンズフリー自動計測の具体的な仕組み・導入効果
  4. 導入の流れと機器ラインナップ
  5. よくある質問

なぜ小売・サービス業での業務量調査は課題が多いのか?

現場の「業務効率化」「人員配置の最適化」「生産性向上」が重視される一方で、従来の業務量調査にはさまざまな課題があります。

困り顔「手書きや目視の記録ミスが多い」

記録ミス・入力漏れが多い

業務内容や作業時間の記録を手書きや口頭で行うため、入力ミスや記録漏れが発生しやすい。

困り顔「集計やチェックの手間が膨大」

集計・分析作業が負担

紙や表計算ソフトによる集計・分析に多くの手間と時間がかかり、管理者の負担が増える。

困り顔「主観的・不正確なデータ」

データの信頼性に課題

手入力や自己申告による記録は主観が入りやすく、正確な業務量の把握が困難。

困り顔「実態に合った改善が難しい」

現場の実態が見えにくい

「誰が」「どの作業を」「どれくらいの時間」行ったかが把握できず、適切な業務改善が進まない。

困り顔「人員配置やコスト管理が属人的」

人員配置やコスト管理が最適化できない

定量的なデータがないため、感覚や経験に頼った人員配置やコスト管理になりやすい。

困り顔「データ活用できず改善が進まない」

データ活用ができない

業務量調査がデジタル化されていないため、蓄積・分析・業務改善につながりにくい。

これらの課題を、どうすれば解決できるのか?
次のセクションで「小売業の業務量調査」の仕組みと効果をご紹介します。

RFIDによる業務量調査システムの仕組み

RFIDによる業務量調査システムの仕組み
RFIDタグがトリガー磁界からIDを認識してタグIDとセットで送信

RFIDタグを携帯した従業員が磁界に入ると電波を発信します。受信機で時刻を付与、トリガー磁界のIDとタグIDで従業員の場所を特定し、作業ごとの時間を計測します。

RFID業務量調査システムの導入効果

記録ミス・入力漏れの防止

業務内容や作業時間が自動で記録されるため、手書き・口頭入力によるミスや漏れがなくなります。

管理・集計業務の効率化

自動集計により、業務量データの集計・分析にかかる時間と手間を大幅に削減。管理者の負担を軽減します。

データの正確性・客観性の向上

人手や主観に頼らず、全ての作業データがリアルタイムで正確に取得でき、業務改善や人員配置の根拠が明確に。

機器構成や導入方法など、詳しく知りたい方へ

RFIDタグの比較表(他方式との違い)

セミアクティブタグ(弊社製品) アクティブタグ パッシブタグ
電池 あり あり なし
通信距離 長い 長い 短い
特徴 ・磁界を検知した時のみ電波を送信
・磁界のIDで場所を特定
・電池が長持ち(交換が必要)
・常時発信タイプが一般的
・電波の強度や往復時間で場所を特定
・電池の交換が必要
・リーダ・ライタから給電して送信
・半永久的に使用可能
用途 ・所在管理/入退管理
・登下校見守り(管理)
・離院検知/盗難検知
・レースタイム自動計測
・重機・フォークリフトの接近検知
・所在管理/入退管理
・登下校見守り(管理)
・モノの紛失防止
・重機・フォークリフトの接近検知
・商品・在庫管理
・パレット管理
・万引き防止
・入退管理
・乗車カード

受信機/トリガー送信機

RFID業務量調査システムの機器構成例

  • RFID業務量調査システム 機器構成

導入の流れ

  1. 01
    お問い合わせ・ヒアリング
    小売業の業務量調査に関する課題がありましたら、お気軽にお問い合わせください。現場の課題についてお伺いし、運用に合わせた提案をさせていただきます。
  2. 02
    デモンストレーション・トライアル
    実際に機器をご覧いただきます。
  3. 03
    現地調査
    現地にて設置場所や運用環境を調査し、最適なシステム提案を行います。
  4. 04
    見積提示・ご注文
  5. 05
    設置・動作確認
    専門の担当者が動作確認させていただきます。
  6. 06
    運用開始

連携アプリケーションのご紹介

FAQ

最長3年です。
弊社のRFIDタグは、トリガー磁界の中でのみ動作する仕組みで省エネです。
※23℃の環境下で、1日の発信累積時間が1分間までの使用状態で、その他の場所ではノイズ磁界がない場所での使用を条件とする計算値です。使用条件、環境条件により大きく変化します。
IP65相当の防水仕様ですので、汗や雨の影響はありません。
トリガー磁界の強度は弱いため、人体や精密機器に影響はありません。
※トリガー磁界は、既存機器から影響を受ける可能性がありますので、現地調査が必要です。
使用する機器によって異なります。環境や間口に合わせて最適な機器をご提案します。
お客様での申請は不要です。

業務量の自動計測に
マトリックスが選ばれる理由

高精度な一括検知・パイオニアとしての信頼性

マトリックスは、1993年にレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年に世界ではじめて製品化を実現したセミアクティブRFIDのパイオニアメーカーです。

弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。

【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)ほか)、競走馬調教タイムシステム、JKA 日本競輪学校 など。

自転車レース「スズカ8時間エンデューロ」の様子
高速で走行する選手のタイムを全て計測