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クリーンルーム向け RFIDハンズフリー入退室管理システム

防護服や手袋を着用したまま、完全非接触で入退室が可能に。ハンズフリーのRFIDシステムが、クリーンルームや無菌室の衛生管理と業務効率を両立します。

クリーンルーム向け RFIDハンズフリー入退室管理システムのイメージ

このページでわかること

  1. なぜクリーンルーム・半導体工場・無菌室でRFIDハンズフリー入退室管理が必要か
  2. 現場ごとの課題と解決策
  3. 非接触認証の具体的な仕組み・導入効果
  4. 導入の流れと機器ラインナップ
  5. よくある質問

なぜクリーンルームでは入退室管理に課題が多いのか?

クリーンルームや無菌室では、衛生性・安全性・業務効率のすべてを求められます。
しかし、従来の入退室管理では以下のような問題が頻発しています。

接触型認証による衛生リスク

接触型認証による衛生リスク

カードキーや指紋認証は接触が避けられず、交差汚染や感染症拡大のリスクが懸念されます。

防護具による認証エラー

防護具による認証エラーや作業遅延

防護服や手袋を着用していると、指紋認証やカード操作が困難になり、作業効率を大きく損ねます。

手書き管理による記録ミス

手書き管理による記録ミスと確認漏れ

紙台帳や後追い入力では、ヒューマンエラーや記入漏れが起こりやすく、トレーサビリティが確保できません。

現場の所在管理が煩雑

現場全体の所在管理が煩雑

誰がいつどこにいるかをリアルタイムで把握できず、非常時や交代時の対応が後手に回りがちです。

衛生と効率化の両立が困難

衛生管理と業務効率の両立が困難

入室時の衛生確保とスムーズな作業動線を両立する手段が乏しく、どちらかを犠牲にするケースもあります。

災害時の安否確認が困難

災害・緊急時の安否確認が不十分

緊急時に従業員の所在情報を即時に把握できないことが、BCP対応や避難誘導の障害となっています。

このような現場課題を、どのように解決すべきか?
次のセクションでは、「クリーンルーム向け RFIDハンズフリー入退室管理システム」の仕組みと効果をご紹介します。

RFIDハンズフリー入退管理システムの仕組み

RFIDによる非接触・ハンズフリーの無菌室入退管理の仕組み
RFIDタグがトリガー磁界からIDを認識してタグIDとセットで送信

無菌室やクリーンルームでは、衛生環境を保つために入退室時の管理が極めて重要です。 しかし、カードや指紋・顔認証などの接触型システムでは、防護服着用時の認証ミスや交差汚染のリスクが残ります。

ハンズフリーRFID入退管理システムなら、スタッフがRFIDタグを身につけるだけで、完全非接触で入退室が可能になります。 接触動作なしで個人を識別し、入退履歴や滞在時間も自動記録。衛生管理と作業効率を両立し、現場の負担を大きく軽減します。

ハンズフリー入退管理の3つの導入効果

防護具を着用したままでもスムーズに通過可能

手袋や防護服を装着した状態でもRFIDタグを所持するだけで認証が完了。エラーや操作の手間なく、スムーズに入退室できます。カードや指紋などの接触操作は一切不要。交差汚染や感染症リスクを抑えられます。

入退履歴を自動記録し、管理業務を大幅に軽減

RFIDタグを身につけるだけで、従来の手書き台帳や後追い入力は不要に。誰がいつ出入りしたかを正確に記録し、記入漏れ・管理ミスを防止します。

滞在時間を可視化し、作業履歴の管理も万全

RFIDタグを所持するだけで、エリアごとの滞在時間を自動で記録。トレーサビリティの確保に加え、監査対応や作業時間の最適化にも活用可能です。

RFID機器構成と導入の流れ

RFIDタグの比較表(他方式との違い)

セミアクティブタグ(弊社製品) アクティブタグ パッシブタグ
電池 あり あり なし
通信距離 長い 長い 短い
特徴 ・磁界を検知した時のみ電波を送信
・磁界のIDで場所を特定
・電池が長持ち(交換が必要)
・常時発信タイプが一般的
・電波の強度や往復時間で場所を特定
・電池の交換が必要
・リーダ・ライタから給電して送信
・半永久的に使用可能
用途 ・所在管理/入退管理
・登下校見守り(管理)
・離院検知/盗難検知
・レースタイム自動計測
・重機・フォークリフトの接近検知
・所在管理/入退管理
・登下校見守り(管理)
・モノの紛失防止
・重機・フォークリフトの接近検知
・商品・在庫管理
・パレット管理
・万引き防止
・入退管理
・乗車カード

受信機/トリガー送信機

受信アンテナ/トリガーコイル

クリーンルーム向け入退室管理の機器構成例

  • 無菌室でのタッチレス入退管理 機器構成

導入の流れ

  1. 01
    お問い合わせ・ヒアリング
    クリーンルーム向け RFIDハンズフリー入退室管理システムに関する課題がありましたら、お気軽にお問い合わせください。現場の課題についてお伺いし、運用に合わせた提案をさせていただきます。
  2. 02
    デモンストレーション・トライアル
    実際に機器をご覧いただきます。
  3. 03
    現地調査
    現地にて設置場所や運用環境を調査し、最適なシステム提案を行います。
  4. 04
    見積提示・ご注文
  5. 05
    設置・動作確認
    専門の担当者が動作確認させていただきます。
  6. 06
    運用開始

連携アプリケーションのご紹介

FAQ

最長3年です。
弊社のRFIDタグは、トリガー磁界の中でのみ動作する仕組みで省エネです。
※23℃の環境下で、1日の発信累積時間が1分間までの使用状態で、その他の場所ではノイズ磁界がない場所での使用を条件とする計算値です。使用条件、環境条件により大きく変化します。
IP65相当の防水仕様ですので、汗や雨の影響はありません。
トリガー磁界の強度は弱いため、人体や精密機器に影響はありません。
※トリガー磁界は、既存機器から影響を受ける可能性がありますので、現地調査が必要です。
使用する機器によって異なります。環境や間口に合わせて最適な機器をご提案します。
お客様での申請は不要です。

ハンズフリー入退管理に
マトリックスが選ばれる理由

高精度な一括検知・パイオニアとしての信頼性

マトリックスは、1993年にレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年に世界ではじめて製品化を実現したセミアクティブRFIDのパイオニアメーカーです。

弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。

【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)ほか)、競走馬調教タイムシステム、JKA 日本競輪学校 など。

自転車レース「スズカ8時間エンデューロ」の様子
高速で走行する選手のタイムを全て計測