車両入退管理システム|RFIDでタッチレスパーキング・同乗者一括認証
工場・物流センター・社員用駐車場のゲートにおいて「朝夕の渋滞」や「雨天時の窓開閉の手間」は業務効率を低下させる要因です。 マトリックスのタッチレスパーキングシステムは、セミアクティブRFID技術により、車両と運転手(および同乗者)をノンストップで一括認証します。
工場・物流センター・社員用駐車場のゲートにおいて「朝夕の渋滞」や「雨天時の窓開閉の手間」は業務効率を低下させる要因です。 マトリックスのタッチレスパーキングシステムは、セミアクティブRFID技術により、車両と運転手(および同乗者)をノンストップで一括認証します。
始業・終業時刻や、物流センターの入出荷ピーク時に車両が集中。ゲート前での一時停止や認証待ちが長蛇の列を作り、周辺道路への悪影響や業務開始の遅れ(タイムロス)を招いています。
雨や雪の日、認証機にタッチするために窓を開ける必要があり、車内や衣服が濡れるクレームが発生します。また、発券機や認証機の水濡れ故障リスクも高まります。
ナンバープレート認証(車番認証)は、「登録された車」であることは判別できますが、「誰が運転しているか」までは特定できません。車両の貸し借りや、退職者による不正入場のリスクが残ります。
送迎バスや、助手が同乗するトラックの場合、従来のシステムでは「誰が同乗して入場したか」が記録されません。
警備員による目視確認や手書き台帳は、人件費(ランニングコスト)がかさむ上に、記入漏れや読み間違いなどのヒューマンエラーが避けられず、データの信頼性が低くなります。
「通常のアクティブタグ」や「ビーコン(BLE)」は、電波が広がりすぎるため、隣のゲートで誤って検知し、意図せずゲートが開いてしまうリスクがあります。
マトリックスの「車両入退管理システム」は、RFIDタグを持っているだけで、スムーズな入退場を実現します。
車載タグだけでなく、同乗しているスタッフ全員の個人タグを、ゲート通過時に一括で読み取ります。バス送迎や複数人乗車のトラックでも、「誰がいつ入場したか」を個別に記録可能です。
通信距離が長いので、窓を開ける必要がなく、雨の日でも快適かつ衛生的です。
マトリックス独自の「トリガーID技術」により、ゲート通過車両のみをピンポイントで検知します。
| マトリックスのRFID | 車番認証 (カメラ) | |
|---|---|---|
| 通過スピード | ノンストップで通過可能 | ゲート前で一時停止が必要な場合あり |
| 同乗者認証 | 可能(運転手+同乗者を個別に認証) | 不可(車両のみ認識) |
| 悪天候 | 雨・雪・泥の影響をほとんど受けない | 雨・雪・泥の付着や逆光により、認識精度が低下しやすい |
ゲートでの停車・認証待ち時間が大幅に減少し、RFIDを活用した駐車場入退場管理システムとして、出勤・退勤や納品などピーク時間帯の渋滞を減らし、業務全体のスムーズな進行に貢献します。
RFIDタグで乗員全員を自動認証できるため、不正入場のリスクを低減し、入退場記録も自動で残るので、トラブル発生時の追跡が容易になります。
RFIDタグを携帯しているだけで、従業員は車から降りることなく認証が完了し、ストレスなくスムーズに通行できます。
カードをかざすことなく、運転手・同乗者を一括認証。渋滞のない車両入退管理。
| セミアクティブタグ(弊社製品) | アクティブタグ | パッシブタグ | |
|---|---|---|---|
| 電池 | あり | あり | なし |
| 通信距離 | 長い | 長い | 短い |
| 特徴 |
・磁界を検知した時のみ電波を送信 ・磁界のIDで場所を特定 ・電池が長持ち(交換が必要) |
・常時発信タイプが一般的 ・電波の強度や往復時間で場所を特定 ・電池の交換が必要 |
・リーダ・ライタから給電して送信 ・半永久的に使用可能 |
| 用途 |
・所在管理/入退管理 ・登下校見守り(管理) ・離院検知/盗難検知 ・レースタイム自動計測 ・重機・フォークリフトの接近検知 |
・所在管理/入退管理 ・登下校見守り(管理) ・モノの紛失防止 ・重機・フォークリフトの接近検知 |
・商品・在庫管理 ・パレット管理 ・万引き防止 ・入退管理 ・乗車カード |
マトリックスは、1993年にレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年に世界ではじめて製品化を実現したセミアクティブRFIDのパイオニアメーカーです。
弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。
【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝〈ニューイヤー駅伝〉ほか)、競走馬調教タイムシステム、JKA 日本競輪学校 など。