【プレスリリース】大阪・関西万博で展示した「被災者捜索システム」の製品化を本格始動

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フォークリフト・作業員の接触事故防止対策

死角からの作業員の飛び出しや接触リスクを、フォークリフト向けRFID接近検知安全センサ「ヒヤリハンター」で抑制。現場の重大事故リスクを大幅に低減します。

フォークリフト・作業員の接触事故防止対策のイメージ

このページでわかること

  1. フォークリフトの安全対策における「6つの現場課題」
  2. フォークリフト向けRFID接近検知安全センサ「ヒヤリハンター」で解決
  3. フォークリフト向けRFID接近検知安全センサ「ヒヤリハンター」導入の効果

フォークリフトの安全対策における「6つの現場課題」

物流倉庫や工場では、フォークリフトや重機が日常的に稼働しています。
死角からの飛び出しによる事故は、完全に防ぎきることは困難です。
こんな課題はありませんか?

困り顔「死角・物陰からの飛び出し事故」

「死角・物陰」からの飛び出し事故

積み荷、壁、柱の陰から作業員が飛び出すケース。目視やカメラ(画像認識)では「見えない場所」を検知できず、出会い頭の衝突につながるリスクがあります。

困り顔「AIカメラの環境依存」

AIカメラの環境依存

AIカメラは光学センサーの特性上、逆光・暗所・粉塵・雨天などの悪環境下では、一般的に認識精度が低下しやすくなります。また、画像処理や通信のタイムラグ、フレームレートの制約により、高速移動時には検知が遅れるリスクもあります。

困り顔「警報のオオカミ少年化」

警報のオオカミ少年化

障害物センサーは、資材や柱などの「モノ」にも反応してしまいます。その結果、誤警報が多い環境では、オペレーターが「また誤報だろう」と感じ、警告への注意が薄れてしまう懸念(いわゆるオオカミ少年化)が指摘されています。

困り顔「電波が広がりすぎて起きる不要な警報」

電波が広がりすぎて起きる「不要な警報」

一般的なアクティブタグやビーコン(BLE)は、電波が広がりやすく、環境によっては検知範囲を細かく絞り込むのが難しいという課題があります。そのため、「離れた場所の安全な作業員まで反応してしまう」といった不要な警報が発生し、作業の妨げになるケースもあります。

困り顔「ヒヤリハット情報の共有不足」

ヒヤリハット情報の共有不足

ヒヤリハットの発生状況が現場で十分に共有されず、再発防止策や改善策が現場に浸透しにくくなります。

困り顔「『自分は大丈夫』という過信や慣れが事故につながる」

「自分は大丈夫」意識の危うさ

作業員・運転員ともに「自分は大丈夫」という過信や「慣れ」が、重大事故の温床になります。

解決策:マトリックスのフォークリフト向けRFID接近検知安全センサ「ヒヤリハンター」

ヒヤリハンターは、LFトリガー磁界とセミアクティブRFID技術で危険な距離にいる作業員だけを検知する、フォークリフト・重機向け安全センサです。

フォークリフト向けRFID接近検知安全センサ「ヒヤリハンター」で解決

RFIDタグとヒヤリハンターで接触事故対策
ヒヤリハンターで死角からの飛び出しを事前に認識

壁やモノで隠れた「死角」を検知

磁界はプラスチック、木材、コンクリートの陰でも届くため、壁の裏側にいる作業員も検知できます。

「危険な範囲」だけを正確に検知

マトリックス独自の「トリガー磁界」により、フォークリフトの周囲に明確な検知エリアを作ります。このエリア内に入ったタグのみを検知するため、遠くの人の誤検知がありません。

複数台が稼働しても「混信・誤報」なし

それぞれのフォークリフトが発する磁界には、個別のID(識別番号)が割り振られています。 例えば、フォークリフトAとBが稼働している際、作業員がリフトAに近づいた場合は「リフトAの警報のみ」が鳴り、離れているリフトBは反応しません。現場中が警報音だらけになるのを防ぎます。

フォークリフト向けRFID接近検知安全センサ「ヒヤリハンター」導入の効果

重大事故のリスク低減

フォークリフトの死角にいる作業員をリアルタイムで検知し、運転員や作業員に警報を出すことで、接触・挟まれなどの重大事故のリスクを低減します。

ヒヤリハット件数の大幅減少

見えない場所での「ヒヤリ」とする場面を減らし、現場全体の安全性を高めます。

企業の社会的信頼・評価の向上

労働災害のリスクを減らすことで、取引先や監督官庁からの信頼向上や、企業イメージアップにつながります。

フォークリフト向けRFID接近検知安全センサに
マトリックスが選ばれる理由

高精度な一括検知・パイオニアとしての信頼性

マトリックスは、1993年にレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年に世界ではじめて製品化を実現したセミアクティブRFIDのパイオニアメーカーです。

弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。

【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝〈ニューイヤー駅伝〉ほか)、競走馬調教タイムシステム、JKA 日本競輪学校 など。

自転車レース「スズカ8時間エンデューロ」の様子
高速で走行する選手のタイムを全て計測