フォークリフト・作業員の接触事故防止対策
死角からの作業員の飛び出しや接触リスクを、フォークリフト向けRFID接近検知安全センサ「ヒヤリハンター」で抑制。現場の重大事故リスクを大幅に低減します。
死角からの作業員の飛び出しや接触リスクを、フォークリフト向けRFID接近検知安全センサ「ヒヤリハンター」で抑制。現場の重大事故リスクを大幅に低減します。
物流倉庫や工場では、フォークリフトや重機が日常的に稼働しています。
死角からの飛び出しによる事故は、完全に防ぎきることは困難です。
こんな課題はありませんか?
積み荷、壁、柱の陰から作業員が飛び出すケース。目視やカメラ(画像認識)では「見えない場所」を検知できず、出会い頭の衝突につながるリスクがあります。
AIカメラは光学センサーの特性上、逆光・暗所・粉塵・雨天などの悪環境下では、一般的に認識精度が低下しやすくなります。また、画像処理や通信のタイムラグ、フレームレートの制約により、高速移動時には検知が遅れるリスクもあります。
障害物センサーは、資材や柱などの「モノ」にも反応してしまいます。その結果、誤警報が多い環境では、オペレーターが「また誤報だろう」と感じ、警告への注意が薄れてしまう懸念(いわゆるオオカミ少年化)が指摘されています。
一般的なアクティブタグやビーコン(BLE)は、電波が広がりやすく、環境によっては検知範囲を細かく絞り込むのが難しいという課題があります。そのため、「離れた場所の安全な作業員まで反応してしまう」といった不要な警報が発生し、作業の妨げになるケースもあります。
ヒヤリハットの発生状況が現場で十分に共有されず、再発防止策や改善策が現場に浸透しにくくなります。
作業員・運転員ともに「自分は大丈夫」という過信や「慣れ」が、重大事故の温床になります。
ヒヤリハンターは、LFトリガー磁界とセミアクティブRFID技術で危険な距離にいる作業員だけを検知する、フォークリフト・重機向け安全センサです。
磁界はプラスチック、木材、コンクリートの陰でも届くため、壁の裏側にいる作業員も検知できます。
マトリックス独自の「トリガー磁界」により、フォークリフトの周囲に明確な検知エリアを作ります。このエリア内に入ったタグのみを検知するため、遠くの人の誤検知がありません。
それぞれのフォークリフトが発する磁界には、個別のID(識別番号)が割り振られています。 例えば、フォークリフトAとBが稼働している際、作業員がリフトAに近づいた場合は「リフトAの警報のみ」が鳴り、離れているリフトBは反応しません。現場中が警報音だらけになるのを防ぎます。
フォークリフトの死角にいる作業員をリアルタイムで検知し、運転員や作業員に警報を出すことで、接触・挟まれなどの重大事故のリスクを低減します。
見えない場所での「ヒヤリ」とする場面を減らし、現場全体の安全性を高めます。
労働災害のリスクを減らすことで、取引先や監督官庁からの信頼向上や、企業イメージアップにつながります。
マトリックスは、1993年にレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年に世界ではじめて製品化を実現したセミアクティブRFIDのパイオニアメーカーです。
弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。
【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝〈ニューイヤー駅伝〉ほか)、競走馬調教タイムシステム、JKA 日本競輪学校 など。