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警備員の巡回記録を自動化

従来の手書きやバーコード、ICカード打刻では作業負担や記録漏れ、虚偽報告といったリスクが残り、課題となっていました。マトリックスのRFIDなら“完全ハンズフリー”で、巡回ルートを通過するだけで記録が残り、管理者の確認も容易です。

警備員の巡回記録を自動化のイメージ

このページでわかること

  1. なぜ警備員の巡回記録でハンズフリーRFIDが必要か
  2. 現場ごとの課題と解決策
  3. 巡回記録自動化システムの仕組み・導入効果
  4. 導入の流れと機器ラインナップ
  5. よくある質問

なぜ警備員の巡回記録は課題が多いのか?

警備業務では、セキュリティ品質の維持と業務効率の両立が求められます。
しかし、従来の巡回記録管理には、以下のような現場課題がつきものです。

手書き・手動入力による記録ミス

手書き・手動入力による記録ミス

紙台帳や手動入力は記入漏れ・誤記録が起こりやすく、巡回実績の証拠性や正確性が損なわれます。

不正打刻のリスク

不正打刻のリスク

不正記録が発生する恐れがあり、実際の巡回と記録が一致しない場合があります。

巡回エリアの漏れ・抜け確認が困難

巡回エリアの抜けや漏れ確認が困難

決められたルートを確実に巡回しているか、後から正確に検証する手段がなく、管理の手間や不安が残ります。

リアルタイム監視ができない

リアルタイムでの巡回状況把握ができない

現場の警備員が「いまどこにいるか」をタイムリーに把握できず、異常発生時の対応や管理が後手に回ります。

記録データの集計が煩雑

記録データの集計が煩雑

手書き記録や点在するデータの集計作業に手間がかかり、監査やレポート作成にも時間を要します。

業務が非効率

業務が非効率

毎回端末をタッチしたり、記録用紙に記入する作業が煩雑で、現場の負担となります。

このような現場課題を、どのように解決すべきか?
次のセクションでは、「警備員の巡回記録を自動化」の仕組みと効果をご紹介します。

RFID巡回記録の自動化システムの仕組み

RFID巡回記録の自動化システムの仕組み
RFIDタグがトリガー磁界からIDを認識してタグIDとセットで送信

タグを携帯した警備員が磁界に入ると電波を発信します。受信機で時刻を付与、トリガー磁界のIDとタグIDで従業員の位置を特定します。磁界の外では発信しないので、電池が長持ちします。

RFID巡回記録システムの導入効果

巡回記録の正確性と証拠性が向上

全ての巡回ポイント通過を自動で記録し、手書き・不正打刻・記入漏れを根本から改善。

リアルタイムで巡回状況を把握

警備員がどのポイントにいるかを即時に可視化。異常時の迅速な対応や、現場への適切な指示が可能になります。

管理業務の効率化・省力化

巡回記録の集計が自動化され、管理者の事務負担を大幅に軽減。
CSV出力で、監査や報告業務にもすぐ対応できます。

RFID機器構成と導入の流れ

RFIDタグの比較表(他方式との違い)

セミアクティブタグ(弊社製品) アクティブタグ パッシブタグ
電池 あり あり なし
通信距離 長い 長い 短い
特徴 ・磁界を検知した時のみ電波を送信
・磁界のIDで場所を特定
・電池が長持ち(交換が必要)
・常時発信タイプが一般的
・電波の強度や往復時間で場所を特定
・電池の交換が必要
・リーダ・ライタから給電して送信
・半永久的に使用可能
用途 ・所在管理/入退管理
・登下校見守り(管理)
・離院検知/盗難検知
・レースタイム自動計測
・重機・フォークリフトの接近検知
・所在管理/入退管理
・登下校見守り(管理)
・モノの紛失防止
・重機・フォークリフトの接近検知
・商品・在庫管理
・パレット管理
・万引き防止
・入退管理
・乗車カード

受信機/トリガー送信機

受信アンテナ/トリガーコイル

RFID巡回記録の自動化システムの機器構成例

  • RFID巡回記録の自動化システムの機器構成例

導入の流れ

  1. 01
    お問い合わせ・ヒアリング
    警備員の巡回記録を自動化に関する課題がありましたら、お気軽にお問い合わせください。現場の課題についてお伺いし、運用に合わせた提案をさせていただきます。
  2. 02
    デモンストレーション・トライアル
    実際に機器をご覧いただきます。
  3. 03
    現地調査
    現地にて設置場所や運用環境を調査し、最適なシステム提案を行います。
  4. 04
    見積提示・ご注文
  5. 05
    設置・動作確認
    専門の担当者が動作確認させていただきます。
  6. 06
    運用開始

連携アプリケーションのご紹介

FAQ

最長3年です。
弊社のRFIDタグは、トリガー磁界の中でのみ動作する仕組みで省エネです。
※23℃の環境下で、1日の発信累積時間が1分間までの使用状態で、その他の場所ではノイズ磁界がない場所での使用を条件とする計算値です。使用条件、環境条件により大きく変化します。
IP65相当の防水仕様ですので、汗や雨の影響はありません。
トリガー磁界の強度は弱いため、人体や精密機器に影響はありません。
※トリガー磁界は、既存機器から影響を受ける可能性がありますので、現地調査が必要です。
使用する機器によって異なります。環境や間口に合わせて最適な機器をご提案します。
お客様での申請は不要です。

RFID巡回記録の自動化に
マトリックスが選ばれる理由

高精度な一括検知・パイオニアとしての信頼性

マトリックスは、1993年にレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年に世界ではじめて製品化を実現したセミアクティブRFIDのパイオニアメーカーです。

弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。

【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)ほか)、競走馬調教タイムシステム、JKA 日本競輪学校 など。

自転車レース「スズカ8時間エンデューロ」の様子
高速で走行する選手のタイムを全て計測