警備員の巡回記録を自動化
従来の手書きやバーコード、ICカード打刻では作業負担や記録漏れ、虚偽報告といったリスクが残り、課題となっていました。マトリックスのRFIDなら“完全ハンズフリー”で、巡回ルートを通過するだけで記録が残り、管理者の確認も容易です。
従来の手書きやバーコード、ICカード打刻では作業負担や記録漏れ、虚偽報告といったリスクが残り、課題となっていました。マトリックスのRFIDなら“完全ハンズフリー”で、巡回ルートを通過するだけで記録が残り、管理者の確認も容易です。
警備業務では、セキュリティ品質の維持と業務効率の両立が求められます。
しかし、従来の巡回記録管理には、以下のような現場課題がつきものです。
紙台帳や手動入力は記入漏れ・誤記録が起こりやすく、巡回実績の証拠性や正確性が損なわれます。
不正記録が発生する恐れがあり、実際の巡回と記録が一致しない場合があります。
決められたルートを確実に巡回しているか、後から正確に検証する手段がなく、管理の手間や不安が残ります。
現場の警備員が「いまどこにいるか」をタイムリーに把握できず、異常発生時の対応や管理が後手に回ります。
手書き記録や点在するデータの集計作業に手間がかかり、監査やレポート作成にも時間を要します。
毎回端末をタッチしたり、記録用紙に記入する作業が煩雑で、現場の負担となります。
このような現場課題を、どのように解決すべきか?
次のセクションでは、「警備員の巡回記録を自動化」の仕組みと効果をご紹介します。
タグを携帯した警備員が磁界に入ると電波を発信します。受信機で時刻を付与、トリガー磁界のIDとタグIDで従業員の位置を特定します。磁界の外では発信しないので、電池が長持ちします。
全ての巡回ポイント通過を自動で記録し、手書き・不正打刻・記入漏れを根本から改善。
警備員がどのポイントにいるかを即時に可視化。異常時の迅速な対応や、現場への適切な指示が可能になります。
巡回記録の集計が自動化され、管理者の事務負担を大幅に軽減。
CSV出力で、監査や報告業務にもすぐ対応できます。
セミアクティブタグ(弊社製品) | アクティブタグ | パッシブタグ | |
---|---|---|---|
電池 | あり | あり | なし |
通信距離 | 長い | 長い | 短い |
特徴 |
・磁界を検知した時のみ電波を送信 ・磁界のIDで場所を特定 ・電池が長持ち(交換が必要) |
・常時発信タイプが一般的 ・電波の強度や往復時間で場所を特定 ・電池の交換が必要 |
・リーダ・ライタから給電して送信 ・半永久的に使用可能 |
用途 |
・所在管理/入退管理 ・登下校見守り(管理) ・離院検知/盗難検知 ・レースタイム自動計測 ・重機・フォークリフトの接近検知 |
・所在管理/入退管理 ・登下校見守り(管理) ・モノの紛失防止 ・重機・フォークリフトの接近検知 |
・商品・在庫管理 ・パレット管理 ・万引き防止 ・入退管理 ・乗車カード |
マトリックスは、1993年にレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年に世界ではじめて製品化を実現したセミアクティブRFIDのパイオニアメーカーです。
弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。
【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)ほか)、競走馬調教タイムシステム、JKA 日本競輪学校 など。