警備員の巡回記録
公開日:2024.05.15|更新日:2025.02.03

「警備員ごとの巡回記録を自動で記録して出力」
安全保障が重要視される現代において、セキュリティ対策の強化は企業や施設管理者にとって不可欠です。特に、警備員の巡回記録はセキュリティの質を向上する上で重要な要素となりますが、従来の手動記録方法には時間がかかる上にヒューマンエラーのリスクも伴います。
この課題に対応するため、セミアクティブRFID技術を活用した自動巡回記録システムが注目を集めています。このシステムでは、タグを検知するトリガー磁界を巡回ルートの各ポイントに設置し、警備員がそれらのポイントを通過する際に自動で記録を行います。これにより、巡回の正確性が向上し、セキュリティ管理が一層強化されます。

RFタグ
警備員がタグを携帯します。
LFトリガー磁界
入退場を認識する場所に機器を設置し、トリガーコイルから異なるIDのトリガー磁界を2つ(通過検知の場合は1つ)出力します。

RT301(トリガー送信機/受信機)
BTA-S1(トリガーコイル/受信アンテナ)
POWERTAG unify(通過検知の場合)
トリガー磁界でタグを検知、トリガーIDによって誤認識がない
タグを携帯した警備員が磁界に入ると電波を発信します。受信機で時刻を付与、トリガー磁界のIDとタグIDで従業員の位置を特定します。磁界の外では発信しないので、電池が長持ちします。

警備員の巡回を自動で記録

dokoja(位置情報・動態管理システム)






各種機器構成例
室内ドアの入退管理(クラウド)

室内ドアの入退管理(オンプレミス)

車両の入退管理(クラウド)

位置検知(クラウド)

レースタイム計測での豊富な実績
弊社は1993年よりセミアクティブRFIDシステムの開発に取り組み、1999年に世界初の製品化を実現。自転車レース、マラソン、駅伝、トライアスロンなどの各種競技で採用され、厳しい条件下でも高い検知精度と堅牢性を発揮しています。


自転車レース以外にもマラソン・駅伝、トライアスロン、モトクロス、競馬(トレセン)などのレース競技で豊富な実績があります。レース計測にも使える検知性能の高さ、堅牢性の高さが、弊社の製品が選ばれる理由のひとつです。






【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)ほか)、JKA 日本競輪学校 など。
弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。
安心安全ソリューションでの豊富な実績
弊社のRFID製品は、建設現場の事故防止や児童の登下校見守りといった、安心安全ソリューションで多くの実績があります。


命を守るソリューションにも使える安心感が、弊社の製品が選ばれる理由のひとつです。
セミアクティブRFID技術を利用した警備員の自動巡回記録システムは、セキュリティ業務の効率化と精度の向上を実現します。この技術により、巡回の各ポイントでの確認がリアルタイムで行われ、データが正確に記録されるため、セキュリティの監視と管理が以前にも増して厳密に行えるようになります。また、自動化によるデータ収集は分析を容易にし、セキュリティ対策のさらなる改善にも繋がります。企業や施設がより安全で確実なセキュリティ体制を整えるために、RFIDを活用した自動巡回記録システムの導入を検討する価値は非常に高いと言えます。