高精度RFIDによる「バス置き去り防止を支援する安全装置」開発着手のお知らせ

バス置き去り防止を支援する安全装置
※画像はイメージです

株式会社マトリックス(大阪市中央区)は「バス置き去り防止を支援する安全装置(仮)」の開発に着手することをご報告いたします。

背景

2022年9月に静岡県の認定こども園で3歳の女児がバス内に置き去りにされ、熱中症で亡くなる事故が発生しました。 事故を受けて政府は、幼稚園や保育所、認定こども園などで使用する全ての通園バスに、置き去りを防止する安全装置の設置を義務化する方針を明らかにしました。 人だけの力に頼らない、テクノロジーを活用した安全装置が早急に求められています。

安心・安全分野に求められる確実性

弊社は1993年からRFID技術の研究を開始、1999年に自転車ロードレースのタイム計測用ICタグを開発しました。その後マラソンなどの他競技にも浸透し、今では「タイム計測はマトリックス」と言われるまでに成長しました。

スポーツ分野で認められた確実性や堅牢性は、人の命に関わる安心・安全分野でも必要とされ、着実に実績を伸ばしています。 2010年に子どもの登下校見守り用ICタグの販売を開始、2022年現在で全国1900校以上の学校・保育園で利用されています。 2015年に重機と人の接近検知警報装置「ヒヤリハンター」の販売を開始、2022年現在で5000台以上導入されています。

弊社は、これまで培った独自のRFID技術・ノウハウを活用して、信頼できる「バス置き去り防止を支援する安全装置」を開発します。

販売開始時期

高精度RFIDによる新製品の販売は、2023年春を予定しています。本件に関するお問い合わせは以下のフォームよりご連絡ください。