開発中のバス置き去り警報システム、ICタグを活用したマイクロバスでの実証実験を実施

高精度RFIDで従業員の作業時間を客観的データで記録

株式会社マトリックス(本社:大阪市中央区、代表:辻 義光)は、2022年11月28日(月)に保育園・幼稚園・こども園などの通園バス向けの置き去り警報システムの実証実験を実施したことをご報告致します。

実証実験について

保育園・幼稚園・こども園の通園バス車内に子供が置き去りにされた事件が相次いで発生したことを受け、2023年4月より各園の送迎用バスに対して、バス置き去り防止を支援する安全装置製品の装備が義務化となります。 弊社もこのような事故を防ぐために安全装置製品の開発に着手し、通園バスに近い型のマイクロバスを使用しての実証実験を行いました。

バス置き去り警報システム開発
使用したマイクロバス
バス置き去り警報システム開発
実証実験の様子

本実証実験では、弊社が開発・製造・販売する新型ICタグを使用し、車内に設置した機器がICタグをどれほどの精度で検知するかを検証しました。 今回の実証実験で、マイクロバス車内全域を検知し、ICタグからの電波を概ね受信するという結果を得ることが出来ました。 この検証結果を基に更なる改良を重ね、保護者や各園の皆様にご安心いただける製品の開発に努めてまいります。

バス置き去り警報システム開発
ICタグの検出範囲
バス置き去り警報システム開発
機器設置イメージ
バス置き去り警報システム開発
実験用の機器

販売開始時期

RFID製品によるバス置き去り警報システムの販売は2023年春を予定しています。本件に関するお問い合わせは以下のフォームよりご連絡ください。