【プレスリリース】大阪・関西万博で展示した「被災者捜索システム」の製品化を本格始動

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平日 9:30-17:30

ヒヤリハンター

NETIS認定・豊富なオプションで、フォークリフトから重機まで幅広い用途に対応。

RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」の製品イメージ

導入実績:鹿島建設株式会社、豊田合成株式会社、山九株式会社、住友理工株式会社、豊田通商株式会社、
株式会社NIPPO、東レペフ加工品株式会社、株式会社コベルク、神星工業株式会社 他

RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」の特徴

高精度

  • カメラには映らない、死角に隠れた人も検知。接触事故のリスクを大幅に軽減。

豊富なオプション

  • 検知人数表示など、オプションを利用することで安全性を向上。

NETIS認定

  • NETIS 登録番号:CG-200009-VE

ヒヤリハンター運用イメージ

トリガー磁界でRFIDタグを検知

作業者が持つRFIDタグがヒヤリハンターのトリガー磁界に反応し電波を発信、リフトに設置した信号灯を作動します。AIカメラには出来ない死角検知を実現、一般的なアクティブRFIDで問題になる警報過多を大幅に軽減します。

RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」運用イメージ
ヒヤリハンターで死角からの飛び出しを事前に認識

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ヒヤリハンターの導入効果

接触・衝突事故の削減

RFIDタグによる死角検知で、人の接近を自動で検知。オペレーターの“見落とし”や“ヒューマンエラー”による事故リスクを大きく低減できます。

現場全体の安全意識向上

アラートや人数表示などの機能により、作業者一人ひとりが常に“安全”を意識できる環境を実現。現場全体の安全文化醸成につながります。

労災・損害リスクの軽減

事故による労災発生や設備損傷を未然に防止することで損失を軽減。安全基準・法令遵守(コンプライアンス強化)にも貢献します。

ヒヤリハンターの導入事例

重機・フォークリフト接触事故防止対策の比較表
(RFID・AIカメラ・超音波の違い)

ヒヤリハンター
(セミアクティブタグ)
AIカメラ
(画像認識)
超音波/赤外線 一般的アクティブタグ
死角検知 磁界と電波を利用し、ラックや荷物の陰にいる人も検知できる。 見えている範囲の検知は得意だが、荷物などの遮蔽物の裏にいる人は検知できない。 進行方向の障害物検知が中心で、遮蔽物の裏にいる人は検知できない。 電波を利用し、ラックや荷物の陰にいる人も検知できる。
誤報のリスク 磁界IDで検知する車両(エリア)を特定でき、不要な警報を抑える。 学習状況や汚れ・逆光などの環境要因により、誤検知や見逃しが発生することがある。 人と荷物の区別が難しく、物体にも反応しやすい。 電波が届く範囲のすべてのタグに反応しやすく、検知エリアを絞り込みにくい。
悪環境への強さ 粉塵・暗闇・逆光など視界条件の影響を受けにくい。
※タグが金属に密着すると検知しにくくなる。
レンズの汚れや逆光・暗所で性能が低下しやすい。 センサ面の汚れや水滴などで性能が低下しやすい。 粉塵・暗闇・逆光など視界条件の影響を受けにくい。
※タグが金属に密着すると検知しにくくなる。
検知エリアの制御 磁界の強さで検知エリアを設定でき、必要な範囲だけを検知できる。 カメラの画角内は明確だが、死角との境界は設置位置や運用に左右される。 狭い範囲をピンポイントで検知する用途に向く。 電波が広がりやすく、検知距離や範囲を細かく限定するのは難しい。
電池寿命
省電力性(タグ側)
磁界を受けたときだけ送信する方式のため省電力。
使用条件によっては最長約3年の電池寿命を実現できる。
タグ不要。 タグ不要。 一定間隔でビーコン送信する方式が多く、送信間隔や電池容量によって電池寿命が大きく変動する。
高頻度送信では寿命が短くなりやすい。

ヒヤリハンターの検知距離

距離は目安です。設置環境によって変化します。
(最大6段階切替)

RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」小タイプ(検知距離)
トリガー送信ボックス小(1台)
RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」大タイプ(検知距離)
トリガー送信ボックス大(2台)

※Type-MのICタグを使⽤する場合、約3割程度短くなります。

ヒヤリハンターのオプション

RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」オプション人数表示
RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」オプショントリガー検知センサ
RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」オプションバートリガー
RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」オプションキャンセルユニット

デュアル検知

RFIDタグを検知した距離によって警報を変えることができます。

RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」デュアル検知)

キャンセルユニット

運転席周辺のトリガー磁界をキャンセルします。RFIDタグ(Tag21)を持ったまま操縦しても警報が鳴りません。

ヒヤリハンターがある時、ない時

RFIDタグ

小型タイプRFIDタグ

小型タイプRFIDタグ
Tag21

ブザー鳴動RFIDタグ

ブザー鳴動RFIDタグ
Tag32

ヒヤリハンターの仕様

型番・電源電圧

  • MXRT-HT-103-1(DC12V/24V)
  • MXRT-HT-103-2(DC48V)
  • MXRT-HT-103-1-P(DC12V/24V)※パブリックコード仕様
  • MXRT-HT-103-2-P(DC48V)※パブリックコード仕様

トリガー発振周波数

  • 93.75KHz

受信周波数

  • 315MHz帯

アンテナ入力

  • 2

通信

  • Ethernet(100BASE-TX/10BASE-T)

動作温度範囲

  • 0℃ ~ +50℃
    ※動作温度範囲を超える環境で使⽤しないでください。 ケースが変形し、 浸⽔・故障の原因となります。

動作湿度範囲

  • 10%RH~90%RH(結露しないこと)

筐体材質

  • ABS

外形寸法

  • 239×90×159(mm)※突起物は除く

質量

  • 約1.55kg

保護等級

  • IP66相当

ヒヤリハンターのユニット

制御ユニット

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」制御ユニット
    型番
    ・MXRT-HT-103-1(DC12V/24V)
    ・MXRT-HT-103-2(DC48V)
    ・MXRT-HT-103-1-P(DC12V/24V)※パブリックコード仕様
    ・MXRT-HT-103-2-P(DC48V)※パブリックコード仕様

トリガー送信ボックス小

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」トリガー送信ボックス小
    型番
    MXTC-HT-121

トリガー送信ボックス大

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」トリガー送信ボックス大
    型番
    MXTC-HT-122

モノポールアンテナ

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」モノポールアンテナ
    型番
    MXRA-MP-201

信号灯(赤)

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」信号灯(赤)
    型番
    MXAL-HT-004

入出力ケーブル(5m/10m)

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」入出力ケーブル
    型番
    MXOP-HT-104

トリガー送信ボックス中継ケーブル(3m/5m/10m)

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」トリガー送信ボックス中継ケーブル
    型番
    MXOP-HT-101

延長用RFケーブル(5m/10m)

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」延長用RFケーブル
    型番
    MXOP-HT-103

キャンセルユニット 据置きタイプ(5m)

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」キャンセルユニット 据置きタイプ
    型番
    MXCU-HT-101

キャンセルユニット キャビンタイプ(5m)

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」キャンセルユニット キャビンタイプ
    型番
    MXCU-HT-102

人数表示ユニット

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」人数表示ユニット
    型番
    MXDU-HT-001

トリガー検知ボックス中継ケーブル

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」トリガー検知ボックス中継ケーブル
    型番
    MXOP-HT-102

トリガー検知ボックス

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」トリガー検知ボックス
    型番
    MXAT-HT-101

制御ユニット保護金具

  • RFID接近検知システム「ヒヤリハンター」制御ユニット保護金具
    型番
    MXOP-HT-G01

ヒヤリハンター 導入の流れ

  1. 01
    お問い合わせ
    安全管理に関する課題がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
  2. 02
    ヒアリング
    現場の課題についてお伺いし、運用に合わせた提案をさせていただきます。
  3. 03
    トライアル
    2週間の無料トライアルで現場に合うかを判断していただきます。
    ※郵送料はお客様にてご負担いただきます
  4. 04
    ご注文
  5. 05
    設置
    必要に応じて専門の担当者が動作確認させていただきます。
  6. 06
    運用開始

ヒヤリハンターFAQ

機器構成によって異なります。

・トリガー送信ボックス小x1:前後距離5m/6.5m/9mの(最大6段階調節)
・トリガー送信ボックス大x2:前後距離7.5m/10m/14m(最大6段階調節)
※検知距離はトリガー送信ボックスからの距離です。

車両のバッテリーから取得可能です。

設置場所や用途に応じて、担当者がご案内・設置サポートいたします。

IP66相当です。

音声通知にも対応可能です。詳細はお問い合わせください。

耐振動設計となっておりますが、モデルや設置環境により異なりますのでご相談ください。

振動の多い場所ではヒヤリハンター高耐久をご使用ください。

オプションで検知人数のカウントも可能です。ご要望に応じてご提案いたします。

ヒヤリハンターはタイでの電波法を取得しているためタイへの輸出は可能となります。

使用状況にもよりますが、最長約3年で、電池交換が簡単です。

ありません。ICタグが振動しても気づかないという声も多く、作業の邪魔にならない小型サイズを優先しています。

金属に密着・遮蔽しないように携帯します。ICタグは防水仕様です。ヘルメットがある場合はヘルメットへの装着を推奨します。
※ストラップを取り付けて首にかけることも可能

トリガー検知センサを使って、フォークリフトの通過時にだけ警報は鳴らすことはできます。

別途タグチェッカーを使用します。Tag32はタグ本体で電池残量の確認が可能です。

本製品は、作業者が重機に近づくと警報を鳴らす、安全管理の補助装置です。作業者の安全に対する意識、日々の日常点検、定期的な機器の動作確認が重要です。本製品の使用および維持管理にはお客様の責任で運用して頂くことになります。

  • ICタグの動作・電池チェック(使用する前に必ずチェックすることを推奨)
  • ヒヤリハンターの動作チェック(磁界の大きさなど)

Tag32であれば、タグ本体からブザーが鳴るため、作業者へも車両の接近を知らせることができます。

RFID接近検知センサーにマトリックスが選ばれる理由

高精度な一括検知・パイオニアとしての信頼性

マトリックスは、1993年にレース用非接触ICタグの開発に着手し、1999年に世界ではじめて製品化を実現したセミアクティブRFIDのパイオニアメーカーです。

弊社のセミアクティブRFIDシステムは、高い検知性能が求められる自転車レース計測技術をベースにし、トリガーID技術でより高精度になった他にはないRFIDシステムです。高速移動体や複数の人をハンズフリーで確実に一括認証したい時に最適な選択です。

【レースでの主な実績】自転車ロードレース(ジャパンカップ、ツアー・オブ・ジャパンほか)、マラソン・駅伝(大阪国際女子マラソン、全日本実業団駅伝〈ニューイヤー駅伝〉ほか)、競走馬調教タイムシステム、JKA 日本競輪学校 など。

自転車レース「スズカ8時間エンデューロ」の様子
高速で走行する選手のタイムを全て計測